放射能市民測定室・九州(Qベク)rss

◆測定の対象について


●九州・山口地域で入手できる食品および水を基本としつつ、全国のものを検体として測定していきます。
●食品以外でも土壌、落葉、焼却灰、セメント、肥料についても測っていきます。現在のところ、尿については見送っております。
(2013.6.13改訂)

◆測定装置および性能について


●Qベクで購入した装置「FNF-401」(応用光研工業社製)は、ヨウ素131・セシウム134・セシウム137からの微量なγ線を検出して、それぞれの放射能濃度を測定できる、NaI(ヨウ化ナトリウム)シンチレーションタイプの測定装置です。
●1,000秒(約17分)の測定で、1L=1kgの検体について3核種合算で「検出限界値10Bq/kg」がメーカー保証している数値です。
●Qベクとしては「4,000秒」(約1時間7分)を基本測定時間としています。4,000秒の測定で、1L=1kgの検体について3核種合算で「検出限界値5Bq/kg」、各核種ごとだと「検出限界値1.7~1.8Bq/kg」という数値となります。ただし、検体の重量や状態などによって検出限界値は異なります。一般的に、重量は大きければ大きいほど、検出限界値は低くなります(精度が上がります)。
●測定機種 応用光研工業社製 FNF-401 1台

◆測定料金について(2016年1月~)


会員の方 測定時間1000秒・4000秒ともに 1,000円/検体
会員限定 一日利用(測定時間・件数は応相談。一日自由に使っていただけます) 5,000円/日
一般の方 測定時間1000秒 1,000円/検体
一般の方 測定時間4000秒 3,000円/検体

●検体を郵送される場合、上記測定料金とは別途、送料をご負担ください。また、検体の返却を希望される場合も、着払いで送らせていただきます。
●測定料金の支払いは、持ち込みされる方は事務所で現金でお支払いください。郵送される方は、下記口座までお振込みください。前払いでお願いいたします。
●振込先:ゆうちょ銀行
  記号番号 01700-0-71535
  加入者名 放射能市民測定室・九州
  他行からの振り込みの場合は、一七九店(店番179) 当座 0071535 です。
  申し訳ございませんが、振込手数料はお客様でご負担をお願いいたします。

◆予約~測定の流れ


●まずは予約をお願いいたします。いきなり直接持ってこられたり・送られたりしても、測定できない場合がございます。

測定依頼~結果公表まで

◆測定結果の取り扱いについて ※必ずお読みください。


●測定したデータは、結果のいかんに関係なく公開いたします。ご了解ください。
●ただし個別の生産者名は明記しません。
 食品名、商品名、生産地、製造・収穫年月日(賞味期限)を表記し、測定値を公開します。
●測定依頼者へのデータ等の守秘義務をお求めの方は、他の測定機関へご依頼ください。

※私たちの活動は、放射能汚染の現状について、関心を持つ会員の方々と情報を共有し、健やかな命を未来へつなぐ暮らし方、食べ方の知恵を見出していくことを目的にしています。なので、データ公開が私たちの基本的な姿勢です。しかしデータ公開は生産者・流通者を困らせるためではありません。生産者・流通者・消費者の三者が“より前に進んでいく”ためのデータ公開の方法を追求します。

◆Q&A


【Q1】食品以外は測定しないのですか?
【A1】九州・山口地域で入手できる食品および水を基本とします。土壌、落葉、焼却灰についても測っていきます(2012年5月に方針変更しました)。肥料および尿については当面見送ります(2012年10月6日現在)。

【Q2】長時間の測定をしてもらえませんか?
【A2】2013年6月から1,000円で「1,000秒」という測定方法も開始しましたが、基本は「4,000秒」で統一させていただいております。Qベク内の自主測定に限り、例外的に長時間測定をすることもあります。(ただし長時間測定は、温度変化や湿度変化、その他環境の変化により誤差が生じえます。なのでメーカー側は長時間測定は推奨されていません。)

【Q3】検体を1Lも揃えられないのですが…。
【A3】1Lが揃わなくても測定はできますが、測定の精度は粗くなってしまいます(検出限界値が高くなってしまいます)。精度を上げるには、たくさんの量の検体をご準備いただく必要がございます。

【Q4】検体を持って行くとき・送るときに注意することはありますか?
【A4】測定精度を上げるためには、検体を入れるマリネリ容器に隙間なく詰めなくてはいけません。そのために野菜などは粉砕することをお願いしております(お米くらいのサイズは、粉砕しなくても大丈夫です)。また、宅配便のクール便についてですが、放射能の測定結果と食品の鮮度は関係ありませんので、必ずしもクール便である必要はありませんが、腐敗して異臭を放つ食品についてはクール便での対応をお願いいたします。ただ、いずれにしましても、検体を常温に戻して測定をする必要があります。熱いもの、冷たいものは測定結果の誤差の原因になります。

【Q5】検査後の検体はどうするのですか?
【A5】もし万が一高い値が出た場合、Qベクで再測定を行ったり、ほかの専門機関に測定をお願いする可能性がありますので、Qベクでしばらくお預かりした後、最終的にはお客様に返却させていただきます。放射性物質が検出されなかった場合は、お客様の希望に応じて、返却することも、こちらで処分することも可能です。返却の場合は、受け取りに来られるか、もしくは着払いでお願いいたします。

【Q6】ストロンチウムやウランは測れますか?
【A6】残念ながら測ることができません。α線やβ線の測定はできません。γ線のみの測定となります。他の専門機関にご依頼ください。

【Q7】データの校正はどうしているのですか?
【A7】ピークの補正は毎日行います。バックグラウンドの補正は2週間に1回のペースで行います。また、メーカーに年1回のメンテナンスをお願いします。そのほか、もし問題など生じましたら、随時メーカーとやり取りをします。(Qベクの測定器は国産メーカーのものです。)

【Q8】安全かどうかも教えてもらえるのですか?
【A8】Qベクとしては測定データをお知らせするまでが役割だと考えます。安全性の最終判断はお客様でお願いいたします。