『フードインク』上映会にブース出展してきました!


7月27日(金)、そぴあしんぐうで行われた『フードインク』上映会ブース出展してきました。今回、午前の部と午後の部と2回上映会があったのですが、その間の昼食の時間を「交流カフェ」として、Qベクをはじめ、新宮近隣で活動しているNPOなどがパネル展示をしたり、5分間のマイクアピールをさせていただきました。

5分のマイクアピールの時間以外に、Qベクだけ特別にもっと話す時間をいただくことができたのですが、主催の梅崎さんと行き違い(?)があって、当日会場で初めてそのことを知り、かなり慌てての追加のプレゼンとなりました(笑)。

6月15日以降の測定結果を持って行ってはいたのですが、まだ1か月半で、測定件数もそれほど多くなく、「測定結果から見えてくるもの」もまだボヤっとしているのが正直なところです。もっともっと測定件数を増やし、知見を深めていかねば…と改めて感じた今回のブース出展でした。

今回の機会を与えていただいた「地球のめぐみ」の皆さん、どうもありがとうございました。

環境モニタリングについて(2)


6月の某日、Aさんと一緒に福岡市内の某ダムへ。ダムに水が流れ入る場所で、かつ、あまり流れがよくない場所(滞りやすい場所)を3か所選んで水を採取(取水場所と上記写真の場所は必ずしも一致していません)。

上澄みだけを取水するのではなく、底の堆積物を掘り返して、「泥水」風にして取水したほうがいいというAさんのアドバイスを受けたので、↓のように「茶色い水」になってます。

この日は、3か所でそれぞれ2Lずつ採取。測定は1Lずつなので計6回、さらに3か所の水をブレンドしたものも測定したので計7回、それぞれ4000秒ずつ測定してみましたが、いずれも2Bq弱の検出限界値で「N.D.」でした(6月29日(金)測定)。

今後も別の場所のダムの水や、土壌についても「環境モニタリング」を続けていきます。

環境モニタリングについて(1)


Qベクでは当初、「食品」「水」といった口にするものに限定して放射能測定をしていこうとスタートしました。しかし、北九州市でがれきの試験焼却が行われたり、また、3.11以降、一貫して「環境モニタリング」の必要性を訴えていらっしゃるAさんと出会ったりする中で、「土」や「水」、「空気」などの「定点観測」をQベクとしてやっていくことの必要性を感じるようになりました。

食品についても「定点観測」という考え方はありえると思いますが、一次産品はともかく、加工品については、厳密な意味での「定点観測」は難しいと思います。

たとえば「牛乳」を例に考えた場合、いろんな銘柄を測っていくのも大事なことですが、同じ場所の環境の定点観測ということにはなりません。また、特定の銘柄を測り続けるということもありえますが、一般流通している牛乳は、複数の牧場の原乳が混合されているのが通常ですし、もし仮に一牧場の原乳であったとしても牛の餌などまで追って考えていくと、同じ場所の環境の定点観測とは言い切りにくいと思います。

それよりも、同じ場所の「土」や「水」、「空気」を測り続けることのほうが、通常時と異常時の違いが明確にわかると考えます。「定点観測」という意味ではこちらのほうが適切です。

ただし、ここ九州において現時点で、これらが何らかの値を示すことは、基本的にないと考えています。しかし、測っていかないことには「ない」ということも実証できませんし、また、今後もし万が一何らかの「事故」が起きてしまった場合、通常時の値を知っておかないことには、「異常」を見つけ出すこともできません。きっと「N.D.」ばかりが続く、地道な作業ではありますが(「N.D.」が当たり前なので、本当は喜ばなくてはいけないことなんですが…)、このような「環境モニタリング」としての測定も、Qベクでやっていこうと考えております(ただし、「空気」の測定は現実的には厳しいので、「土」「水」の環境モニタリングとなります)。

「環境モニタリング」の提案者Aさんは言います。「環境汚染の現実を知ることです。環境汚染の現実がなければ対策をとる必要はありません。」「専門家である立場の人なら、絶対にこれ(測定データ)に従わなければなりません。」「命と健康を守る専門家たちが測定データなしに、感情やイメージに沿って対策や作業内容を決めてしまうことはもっとも危険なことです。 しかし現在、全国にこの危険な状況が広がっています。」

本来ならば、国や自治体の責任として「環境モニタリング」をすべきだと考えますが、そういった動きを作り出すためにも、まず市民側がフットワーク軽くやってみせるというのが大事だと思います。