放射能市民測定室・九州(Qベク)rss

●市民測定室の目的/Qべクの特徴

市民測定室の役割
1.測ることで見えない放射能を可視化する 2.多くの人に測定結果を知らせる 3.国や行政に頼らず、市民自ら状況を把握する 4.市民の意識(計測の必要性があること)を上げるための情報発信
Qベクの特徴
1.九州の放射能汚染の状況を明確にする 2.市民が行うことで行政を刺激し、食の放射能汚染に関わる行政の動きを促す 3.農漁業者、特に放射能の影響をより受けやすいと考えられる有機農業者と連携し、   放射能の影響を把握していく

●Qベクとは?

 2011年3月11日に起こった福島東電原発事故によって、今、日本では原子力緊急事態宣言が
発令され、いまだ解かれていません。
 空気、水、食べもの、土……この小さな日本列島に住む私たちは、身の回りの放射能汚染を
意識して暮らさざるを得なくなりました。

 福島原発から約1000km離れた九州。

 風上だったことも幸いし、現時点では汚染から比較的免れている状態ですが、事故収束の
めどが立たない中、チェルノブイリ原発事故の広範かつ長期に及ぶ被害状況を考えれば、
とても安心してはいられません。
 昨年10月、明治粉ミルクの放射能汚染が、福島の市民測定室によって明らかにされました。
同時に、それは事故を小さく見せようとする国や行政に頼ることが危険だと、
私たちにおしえてくれました。

 国内では放射能汚染の可能性のある食品が流通し、産地偽装なども起こっています。
誰もが危険と隣り合わせの今、私たちのいのちや健康を自分たちの手で守りたい。

 子どもたちを守りたい。
その思いのもと、九州で暮らす市民が集まり、「放射能市民測定室 九州」を立ち上げました。


●Qベクの役割

 福島原発から比較的離れた九州の地では、原発事故について、また食べもの(内部被ばく)や
環境に対する放射能汚染についての関心が薄く、無防備な人が少なくありません。

 けれども、放射線被曝許容量にここから先は安全という値(しきい値)はなく、
とりわけ放射線に感受性の高い子どもたちへの影響が心配されます。
 汚染の可能性のある食品が流通する中、検査体制は緩く、スーパーなど
買い物の先で汚染値を表示した商品はほとんど見られないのが現状です。

本当に、私たちが各地から手にする食べもの、あるいは足元・九州の土壌や
そこで育った食べものは安全といえるのでしょうか?

 安全な食べものを選択できるようになるためには、真の情報を自分たちの目で確かめること、
汚染の可視化が急務です。
Qベクでは、市民が放射能汚染を測定し、測定結果を共有することが、九州産の食の安全、
さらには全国の食の安全を守るうえで重要だと考えています。

また、各地の市民測定室と連携し情報を交換することで、放射能汚染に対する全国の食品、
物流の状況を明らかにしていくことも視野に入れています。


●Qベクの取り組み

具体的には、九州地域で入手できる、水、食品などの放射能汚染を測定し、できるかぎり結果を公表していきます。

測定機器は、NaIシンチレーション検出器1台を購入。測定には専従のスタッフが2名以上であたります。

測定結果読み取りの正誤は定期的に顧問の(物理学者)にチェックを依頼。同時にスタッフの技術、知識の向上を図っていきます。

 検査対象は、持ち込み品のほか、、水、牛乳、卵などを定点観測として検査。また、九州内の農漁業者と連携し、
もし検出された時は可能な対策を講じていきます

●Qベク 呼びかけ人・賛同人

  • ・中村肇(ナチュ村、呼びかけ人代表)
  • ・荒木龍昇(福岡市議)
  • ・安藤栄雄(福岡自由学校)
  • ・荒川謙一(風ふくおかの会)
  • ・石丸初美(玄海原発プルサーマル裁判の会)
  • ・歌野敬さん(上五島町)
  • ・梅崎由美子(環境啓発団体 地球のめぐみ)
  • ・大中幸子(NPO環境未来センター「希望」)
  • ・甘蔗珠恵子(龍国寺、「まだ、まにあうのなら」著者)
  • ・木村京子(九電消費者株主の会、Qベク測定室長)
  • ・中村賢一(食育推進ネットワーク福岡)
  • ・中村隆市(ウィンドファーム)
  • ・兵藤聖二郎(ナチュ村)
  • ・本河知明(Qベク広報担当)
  • ・向原祥隆(南方新社)
  • ・安田朋(Qベク技術担当)
  • ・山中陽子(たんぽぽとりで)

●Qベク 顧問

  • ・崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士)
  • ・戸田清(長崎大教授)
  • ・豊島耕一(佐賀大教授)
  • ・藤田祐幸(物理学者、元慶応大助教授)